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野菜栽培の基礎知識を教えて |
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1.土づくりが最重要 |
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野菜は「ふかふかで水はけが良く、栄養がある土」を好む。 |
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● 良い土の条件
- 通気性:根が呼吸できる
- 排水性:余分な水が抜ける
- 保水性:必要な水は保持
- 保肥力:肥料を保持し、ゆっくり供給
● 改良の基本
- 堆肥:土をふかふかにし、微生物を増やす
- 石灰:酸度調整(pH6.0〜6.5が多くの野菜に適)
- 元肥:植え付け前に混ぜ込む肥料
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2. 日当たりと気温 |
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野菜の多くは 日光が6時間以上 必要。 |
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● 気温の目安
- 春夏野菜(トマト・ナス・キュウリ):暖かい気候を好む
- 秋冬野菜(ホウレンソウ・ハクサイ・ダイコン):涼しい気候で育つ
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3. 水やりの基本 |
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水やりは「量」より「タイミング」が大事。 |
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4. 肥料の考え方 |
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肥料は「元肥」と「追肥」に分けて考える。 |
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● 元肥
● 追肥
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5. 野菜ごとの特性を知る |
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野菜には「性格」がある。 |
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6. 連作障害に注意 |
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同じ場所に同じ科の野菜を続けて植えると病気が出やすくなる。 |
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ナス科(トマト・ナス・ピーマン)
→ 2〜3年あけるのが基本。 |
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7. 病害虫対策 |
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完全に防ぐのは難しいが、予防が最も効果的。 |
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8. 収穫のタイミング |
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野菜は「若どり」が美味しいものが多い。 |
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腐葉土を使うタイミング
1. 土づくりの最初の段階(植え付けの2〜3週間前)
もっとも一般的で効果的な使い方。
- 畑やプランターの土に 混ぜ込むタイミングは最初
- 石灰をまく場合は 石灰 → 腐葉土 → 元肥 の順が基本
- 腐葉土は微生物が働くことで効果が出るため、少し時間を置くとより良い土になる
こんな時に最適
- 土が固い
- 排水が悪い
- ふかふかの土にしたい
- 初心者向けの土改良として説明する時にも分かりやすい
2. 植え付け直前(元肥と一緒に軽く混ぜる)
時間がない時の簡易的な方法。
- 完全に分解された良質な腐葉土なら、植え付け直前でもOK
- ただし、未熟な腐葉土は根を痛める可能性があるので避ける
3. マルチングとして使う(植え付け後)
意外と知られていないけれど、効果が高い使い方。
- 株元に薄く敷く
- 雑草抑制
- 乾燥防止
- 地温の安定
- 雨の泥はね防止(病気予防)
4. 苗づくりの培養土に混ぜる(少量)
育苗土に混ぜる場合は 10〜20%程度 が目安。
※入れすぎると水はけが悪くなるので注意。
- 土をふかふかにしたい → 植え付け2〜3週間前に混ぜる
- 時間がない → 植え付け直前に少量混ぜる(完熟品のみ)
- 雑草・乾燥対策 → マルチングとして使う
- 育苗 → 少量だけ混ぜる
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野菜の三大栄養素(肥料の三要素)
野菜が育つために特に重要な栄養素は 窒素(N)・リン酸(P)・カリ(K) の3つ。 それぞれ役割が違うので、バランスよく与えることが大切。
● 窒素(N)
葉や茎を育てる栄養素。
● リン酸(P)
花や実をつけるための栄養素。
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トマト・ナス・キュウリなどの実もの野菜に重要
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根の発育も助ける
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不足すると花が落ちやすくなる
● カリ(K)
根を強くし、病気に強くする栄養素。
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ダイコン・ジャガイモなど根菜に重要
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全体の体質を丈夫にする
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不足すると葉の縁が枯れやすい
三大栄養素の使い方のコツ
-
元肥:三要素がバランスよく入った肥料を使う
-
追肥:作物の性質に合わせて調整
-
トマト → 窒素控えめ、リン酸多め
-
ナス → 窒素も必要(肥料食い)
-
根菜 → カリをしっかり
-
各野菜ごとのおすすめ肥料バランス
(N=窒素 / P=リン酸 / K=カリ)
トマト(ナス科)
N<P≒K(リン酸・カリ多め)
ナス(ナス科)
N≒P≒K(バランス型)+追肥多め
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肥料をよく食べる
-
生育期間が長いので追肥をこまめに
ピーマン(ナス科)
N<P≒K(ややリン酸・カリ多め)
キュウリ(ウリ科)
N≒P≒K(バランス型)+水多め
スイカ・メロン(ウリ科)
N<P≒K(リン酸・カリ多め)
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甘さと実の肥大にカリが重要
-
窒素が多いとツルばかり伸びる
キャベツ・ハクサイ(アブラナ科)
N>P≒K(窒素多め)
-
葉を大きく巻くために窒素が必要
-
ただし与えすぎると害虫が寄りやすい
ブロッコリー(アブラナ科)
N≒P≒K(バランス型)
ホウレンソウ(ヒユ科)
N>P≒K(窒素多め)
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葉物なので窒素が重要
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酸性土壌が苦手なので石灰も忘れずに
レタス(キク科)
N>P≒K(窒素やや多め)
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葉をふんわり育てるため窒素が必要
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ただし多すぎると徒長しやすい
ニンジン(セリ科)
N<P≒K(カリ多め)
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根を太らせるためにカリが重要
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窒素が多いと根が分岐(又根)しやすい
ジャガイモ(ナス科)
N<P≒K(カリ多め)
ダイコン(アブラナ科)
N<P≒K(カリ多め)
-
根菜は基本的にカリが大事
-
窒素が多いとスが入りやすい
一覧表でまとめると…
| 野菜 |
肥料バランスの目安 |
| トマト |
N<P≒K(実もの型) |
| ナス |
N≒P≒K(肥料食い) |
| ピーマン |
N<P≒K |
| キュウリ |
N≒P≒K(バランス+水) |
| スイカ・メロン |
N<P≒K |
| キャベツ・ハクサイ |
N>P≒K(葉物型) |
| ブロッコリー |
N≒P≒K |
| ホウレンソウ |
N>P≒K |
| レタス |
N>P≒K |
| ニンジン |
N<P≒K(根菜型) |
| ジャガイモ |
N<P≒K |
| ダイコン |
N<P≒K |
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有機肥料と化成肥料の違い
有機肥料(ゆうきひりょう)
動植物由来の自然素材から作られた肥料。
● 主な原料
● 特徴
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ゆっくり効く(緩効性) → 微生物が分解してから栄養になるため、効果が穏やかで長持ち
-
土をふかふかにする → 有機物が増え、微生物が活性化
-
環境にやさしい
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肥料成分の量が一定ではない → 効果が安定しにくいこともある
● 向いている場面
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土づくり
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長期間育てる野菜(ナス・トマトなど)
-
有機栽培をしたい場合
化成肥料(かせいひりょう)
化学的に作られた、栄養成分がはっきりした肥料。
● 主な成分
● 特徴
● 向いている場面
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追肥
-
即効性が欲しいとき
-
プランター栽培(臭いが少ないため)
ざっくり比較表
| 項目 |
有機肥料 |
化成肥料 |
| 原料 |
自然由来 |
化学的に製造 |
| 効果の出方 |
ゆっくり |
すぐ効く |
| 土づくり効果 |
あり |
なし |
| 成分の安定性 |
ばらつきあり |
一定で扱いやすい |
| 臭い |
あり |
少ない |
| 向き |
元肥・土づくり |
追肥・即効性 |
結論:どう使い分ける?
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土を良くしたい → 有機肥料
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すぐ効かせたい → 化成肥料
-
元肥 → 有機肥料が向く
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追肥 → 化成肥料が便利
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プランター → 化成肥料が扱いやすい
この組み合わせが一番失敗しにくい。
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